2008年10月9日
在外邦人と円高
急に1ドル100円を切るような円高になりましたね。
日本ベースで考えると非常にいい事なのですが、
海外の現地通貨で給与を受け取っている側からすると
これがなかなか厳しいのです。
私は香港ドルで給与をもらっていますから、
モロに損をするのですけど、
給与を日本円でもらう大多数の日系の駐在員や
日本から年金を受け取って生活している方もいますが、
(年金は海外口座でも手数料不要で送金可能)
彼らの場合は得する最たる例。
今月頭のレートは1香港ドル13.6円でしたが、
今の時点のレートでは12.8円。
え?1円強?大した事がないじゃない?
と思う方もいるかもしれませんが、
これが、計算するととんでもないのですよ。
年金を月々20万円もらっている人でいえば、
1香港ドル=13.6円で計算すると14705香港ドル
1香港ドル=12.8円で計算すると15625香港ドル。
この時点で1000ドルの違いが発生します。
この1000ドルで何が出来るか?と申しますと。
マクドナルドのセットメニューは20香港ドル、
ビールはスーパーで買うと、
サンミゲルが1缶5香港ドル。
ワンタンメンなら安い所だと12香港ドル、
茶餐店(喫茶店)でのモーニングは22香港ドル。
飲茶は朝早い時間なら一皿8-10香港ドル。
地下鉄は初乗り4香港ドル、
バスは3.5香港ドル、
タクシーは初乗り16香港ドル。
高いと不評のエアポートエクスプレス。
これだって100香港ドル。
貨幣価値で言えば12000-5000円弱ですが、
実際的な価値では2-30000円
と思っていただいて結構です。
「1円強」為替レートが揺れるだけで
地下鉄に250回乗る事が
出来る金額が吹っ飛ぶのですから
為替レートに注視せざるを得ないのです。
多くの在外邦人が総合口座にある程度のお金を残し
決済用(クレジットカード、保険など)口座と
していると思いますが
この決済資金が不足している時に、
円高になると送金時の金額が増える訳ですから、
本当に参ってしまいます。
独身の時は享楽的な金遣いを
してしまう事もありますが、
ここ香港の駐在員で
そのような使い方をしている人はそうそういません。
物価が高い事、
夜の娯楽があまりない事もあるのでしょうけど、
年に1回の所得税、
為替レートの変動を考えるとある程度残さないと.....
という気分になるのではないでしょうか?
以前は深圳(セン)なら
物価も安いし!となりましたが、
為替レートが逆転して香港ドルより
人民元の方が高い始末。
物価自体は安いものの、
深圳(というより大陸)独特の雰囲気が苦手......
という人は1回行って懲りてしまいます。
それでも、個人的には
スーツや鞄のオーダーは価値があると思います。
一度オーダーを覚えると吊るしのスーツは買えません。
登録:
コメントの投稿 (Atom)

0 件のコメント:
コメントを投稿