2008年9月17日

雷曼兄弟倒閉

Lehman.jpg

昨日、この文字を何回見た事でしょう。
雷曼兄弟(リーマンブラザーズ)倒閉(倒産)という意味ですが、
雷曼兄弟という表記はちょっと面白いですね。
今回ニュースに上がった主な金融機関の中国語表記ですが、
下記のように表記します。
これらは香港での表記になります。(大陸では違う可能性があります。)
美國國際集團/AIG
紐約美隆銀行/ The Bank of New York Mellon
美林/Merrill Lynch
美銀/Bank of America
花旗香港子公司/Citi Bank Hong Kong N.A.
日本青空銀行/あおぞら銀行

とある新聞の見出しではこのような表記になっていました。
雷曼失救 美林得救 (リーマン経営破たん メリルは破綻を避けられる)
美銀斥資 3900億元併購(バンク・オブ・アメリカがメリルを3900億ドルで合併へ)
報道を見るとこの3900億ドルは香港ドルでしょう。

そして、ついにこういう事も現実になりました。

[東京 16日 ロイター]
米リーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破たんしたことで、
同社発行のサムライ債(円建て外債)がデフォルト(債務不履行)となった。
サムライ債のデフォルトは
2001年12月のアルゼンチン債以来、6年9カ月ぶりとなる。
発行残高は5銘柄・発行総額1950億円。
複数の起債関係者によると、
リーマン・ブラザーズが保有する
全体の資産残高がはっきりしないため、
サムライ債がどの程度弁済されるのか、現状では見通しにくい。
財務代理人はUFJ銀行、東京三菱銀行、みずほコーポレート銀行が担当。
内訳は、
第4回債(償還2008年12月19日)は発行額250億円、
第5回債(2010年10月26日)は420億円、
第6回債(2012年6月5日、固定利付)は560億円、
第7回債(2017年6月5日)は220億円、
第1回債(2012年6月5日、変動利付)は500億円。

アルゼンチン債の時には
東京三菱銀行と新生銀行が管理会社を務めて、
野村、大和、日興や外資系の証券会社などが販売したはず。
今回証券会社の名前は出ていませんが、どうなっているんでしょうか? 
いずれにしても、ますます、資金が低利でも安全な方向に移動するでしょうから、
株式、長期債券市場は一時的にかなり下落するでしょう。
日本政府は「ふふん」さんがもう辞めたつもりで呑気でいるし、
(百貨店で奥さんと優雅にお茶して美術展にいっていたとか。)
報道も某政党の陣取り合戦ばかり目立つように思うのですが、
こんな緊急時に何をしているのだか......

香港では日本以上に株式に対し敷居が低いので、
株式を購入している人が多数います。
この為、経済誌でない新聞や雑誌でも
株式のニュース解説などは日本の比ではありません。
それだけ、日常に密着しているだけあって、
今回のニュースも日本以上に報道がきめ細やかな気がします。

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